デジタルデトックスになるからと、GW中は写真を撮らないとか書いてみましたが、できたのは朝のおさんぽまでで、折り紙を折りはじめた頃から記録にと写真をとってしまい、作品づくりまでできてしまったという昨日の一日。SNSは夕方まで閉じていましたが、それでも音楽はスマホで聴いているし、それよりも何よりも朝から時計もスマートウォッチをつけているし、日常にすっかり馴染んでしまったものを使わないというのは寂しいし、むずかしい。
音楽はライブやレコードでなければ、音自体はデジタルになるのだろうか。デジタルだとしたら、デジタルでもデトックスってできるのかな。
そんなことを考えながらの楽しい一日でした。
ここでお知らせをひとつ失礼します
本日、写真作品を3点ほど出品いたしました。
限定数はそれぞれ1点ずつとなります。
下記のタイトルから出品先のページ(Artgene)へ移動することができます。
- Something Certain 03
- エディション:1
- 出力用紙:ハーネミューレ ウィリアムターナー
- 空の波
- エディション:1
- 出力用紙:ハーネミューレ ウィリアムターナー
- エネルギーの方向
- エディション:1
- 出力用紙:ハーネミューレ ウィリアムターナー
「Something Certain 03」は、2012年、メルボルンのセントキルダビーチで撮影したものです。写真の学校に通っていた頃、音楽から受けたインスピレーションを写真作品にするというコンセプトの学年最後の作品展に出した3枚のうちのひとつです。瀬戸内海を思わせる穏やかな海にいつも癒され元気をもらっていました。当時持っていたカメラがフォーサーズの一眼レフで、クラスメイトがパリッパリの写真を撮る中、私はなんだかゆるっゆるの写真しか撮れませんでした。
それでも、「The best camera is the one in your hand (最良のカメラは今手の中にあるもの)」という言葉を信じてこのカメラでできる最大限をやってみようと、波と遊んだ結果、このような作品が出来上がりました。今振り返ってみると、「みんなが持っているものを私は持っていない」というコンプレックスを受け入れる一つのきっかけになったようにも思います。このシリーズは、「撮って出し」です。
「空の波」「エネルギーの方向」はどちらも空の抽象です。
お昼、床に折り紙と本を広げてラジオで音楽を聴きながら箱を折って過ごしました。天気もちょうど良く、心地よい風が吹く中、とても楽しい昼下がりを過ごし、折り紙も半分完成。その日はそこまでで切り上げ、外の空気を吸おうと窓を開けました。そのときに見えた空は南から北へ昇っていくような雲と空で、しばらくボーッと眺めていました。そのときの印象を表現してみました。
楽しんでいただければ幸いです。
それでは、また。
いつもありがとうございます。
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