パンケーキを作るときにいつも目分量で作っているのですが、今回は計量スプーンに手が伸びまして、レシピを共有できそうな予感がしましたのでこちらに残しておきます。
なぜ?目分量で作るワケ
幼少期に覚えたホットケーキの作り方。その時はちゃんとパッケージの裏の「つくり方」のとおりの分量で計量カップを使って作っていましたが、ある時、どなたかだったかお名前は失念したのですが、ブログかエッセイにて、「自分の感覚を頼りに目分量で同じものを作る」ことを続けている方と出会いました。
そうすることで自分自身の感覚を鍛えられ、その日の身体の調子をみることができるようになるといったような内容だったと記憶しています。
我が家にオーブンがあった頃は、ちゃんと計ってケーキを作っていたのですが、ある時オーブンが寿命を迎えました。
ま、でも、オーブンがなくてもフライパンで作れるじゃん。と、その時に前述の自分の感覚を頼りに作るということを思い出し、目分量で作るようになったのがきっかけです。
目分量でつくるようになって変わったのは、数字よりも比率を考えるようになったこと、そして、そのときの感覚を信じるようになったことです。
天気や気分、行動の前後関係も気にするようになりました。
あと、できあがりイメージを頭で思い描いてそれができてから作るようになったのも面白い変化です。食感や香りを想像して、天気をみて、それに合わせて分量を決めていくような感じです。
そして実際に食べてみて、もっとこういう感じが良かったなぁ、といった感想を頭の引き出しに入れておく。あとは母の反応やなんかも参考にします。
はじめたばかりの頃は、米粉と砂糖、卵とバニラエッセンスだけのシンプルなケーキでしたが、回を重ねていくうちに、木の実やドライフルーツを混ぜ込んだり、バナナを敷いてバナナケーキにしてみたりと、最近は食べたいものが美味しく作れるようになってたように思います。
フライパンで作るココアバナナケーキのレシピ
と、いうことで、レシピを共有したいと思います。参考までにご覧くださいませ。
じゅんびする道具
- ボウル ・・・3つ
- 粉をこすためのふるい
- 混ぜ機 or フォーク
- 小さめのフライパン
- ヘラ
材料と分量
- 卵 ・・・Mサイズ2コ
- 豆乳または牛乳・・・50cc~60cc
- 砂糖 ・・・大さじ4
- 塩ひとつまみ弱
- 米粉 ・・・大さじ4〜5
- 純ココア ・・・大さじ4
- フサが青めのバナナ ・・・1本
- 油 ・・・小さじ1
つくりかた
- 計量した米粉とココアを軽く混ぜてふるいにかけておく
- 卵の黄身と白身を別々のボウルにわける
- 白身を混ぜる。ふんわりツノが立つまで泡立て、ふんわりしたら、塩を加えて軽く混ぜて置いておく
- もう一つのボウルに分けた黄身を軽く混ぜ、豆乳または牛乳を加えてぐるぐる混ぜ、つづけて砂糖を入れまぜる。
- 1.を加えて混ぜる。
- バナナをスライスする。バナナを横に置き、下になった皮を残して皮を剥きやさしくスライスしていくと、まな板のないところでも皮をまな板がわりに切ることができ、生地に並べる作業もやりやすいかと思います。
- フライパンに火をいれフライパンを温める(160℃)
- 5.の生地に泡立てた白身(3.)を加え、さっくりと切るように混ぜてあわせる。
- フライパンが温まったら、9.の生地を半分流し入れ、生地の上にスライスしたバナナを並べる。
- バナナを載せた上に残りの生地をかぶせるように入れる。
- フタをして、10分焼く。
- 様子を見て裏返し、さらに5分焼く。
- 竹串をさして生地がついてこなかったらできあがり。
- 網の上で冷まし、粗熱をとってから切り分ける。
この分量で直径18cmくらいのフライパンを使用して焼くと、しっかりとした厚みのパンケーキになります。テフロン加工のフライパンならクッキングシートを敷かなくてもきれいに焼けると思います。
蓋をして焼けば、熱も十分に通るので、ひっくり返す必要はないのですが、これ以上熱を加えると焦げてしまいそう、とか、表面にも焦げ目を付けたい、という場合には、クッキングシートが便利です。我が家のフライパンはテフロン加工がないタイプのフライパンです。フライパンを十分に温めて、油を敷いていれば生地が引っ付いてしまったりということはありませんが、クッキングシートを丸くカットして敷いておくと応用が効くので、そうすることにしています。
ココアは、もう少し多めにすると、ガトーショコラっぽくなって風味がますのかな、という感じです。また同じものを作るなら、ココアは大さじ6にしようと思います。
それでは、また。
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