キジバトの鳴き声

6時にかけた目覚ましはまだなっていない。

手にとってみると、5時半を過ぎたところだった。

カーテンを開け、ベッドに戻ってタオルケットをたたみ、それから朝の支度をする。

窓の外の空には、どんよりと灰色の雲が広がっているのに、街と山だけは明るく照らされている。

涼しく白い太陽が街と山を黄金色に照らす ーーー

雲は流れ晴れ間が広がるだろう。

心軽くなる光景だった。

公園に差し掛かるころ、上の方から「ぶぶぶぶっ」という音が聞こえた。

見上げると、電線にキジバトのつがいが留まっている。

キジバトは鳴き声が好きだ。

「ボ」と「ポ」のどちらでもないちょうど真ん中あたり

と、見せかけて実は濁音(だくおん)でも半濁音(はんだくおん)でもなくむしろカタカナで表すほど硬い感じの音ではない、ひらがなの「ほ」 なのかもしれないけどやっぱり「ぼ」という感じの音色。擬音語はカタカナで書くもんだよって言われたって、これはひらがなで著(あらわ)したいくらいに柔らかく聴こえる音なのだ。

せんぷう機の前で「あー」って言った時に音が揺れたときのゆるい濁音。

まぁ、あえて平く表すなら、

「ぼーぼー、んぼっぼー。ぼーぼー、んぼっぼー。」

キジバトのお決まりの鳴き声と、

飛び立つときの「ぶぷーんっ」という鼻から抜けたような音と軽やかな羽音が好きでたまらないので、キジバトを見つけると嬉しくなる。

で、そのキジバトのつがいの話に戻るが、今朝は片方が「ぶぶぶぶっ」と鳴いている。

一方が電線の上をツツツーっと移動すると、もう一方もてててっと寄り添い毛繕い。

そしてまたツツツーっと移動して、てててっと寄り添う仲むつまじい雰囲気。

お互いの愛を確認中。

そんなキジバトを見上げる朝のひととき。

今日は月曜日。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください